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平和、遊技機販売計画の見直しにより通期業績予想を下方修正

平和は9日、2021年3月期の第3四半期(2020年4月1日~2020年12月31日)の決算を発表。売上高761億900万円(前年同期比マイナス33.4%)、営業利益18億5300万円(同マイナス91.9%)、経常利益23億8800万円(同マイナス89.4%)、四半期純損失25億2800万円(前年同期は152億9600万円の純利益)となった。

遊技機事業において、パチンコ機は「ルパン三世~復活のマモー~」(1万6040台)、「戦国乙女6~暁の関ヶ原~」(1万4564台)など3タイトルを発売し、販売台数は3万7867台(前年同期比マイナス2万5514台)。パチスロ機は「対魔導学園35試験小隊」(2753台)などを発売し、販売台数4746台(同マイナス5万6021台)となった。この結果、売上高182億6300万円(同マイナス61.6%)、営業損失39億9900万円(前年同期は140億7500万円の営業利益)と、減収減益となった。

また、一部タイトルの発売を来期以降に見送ったことなどにより、通期の販売台数がパチンコ機4万9000台(前回発表予想7万8000台)、パチスロ機3万5000台(同5万2000台)と、計画を下回る見込みとなったため、通期の連結業績予想を修正。売上高1064億円(前回予想値からの増減額マイナス184億円)、営業利益33億円(同マイナス36億円)、経常利益38億円(同マイナス25億円)、当期純損失12億円(同マイナス22億円)に下方修正した。

さらに同社は、今回の下方修正の経営責任を明確にするため、同日開催の取締役会において役員報酬の減額を決議。2021年2月~2021年6月までの5カ月間、代表取締役社長は月額基本報酬の30%、代表取締役副社長は月額基本報酬の20%、取締役(社外取締役を除く)及び常勤監査役は月額基本報酬の10%をそれぞれ減額する。さらに、遊技機事業に係る子会社の代表取締役社長も月額基本報酬の20%を減額する。

株式会社平和


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