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オーイズミ第3四半期決算、「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」のヒットが業績に貢献


オーイズミは12日、2021年3月期第3四半期決算短信を発表した。

2021年3月期第3四半期(2020年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高95億4300万円(前年同期比プラス5.5%)、営業利益10億2700万円(同マイナス12.4%)、経常利益11億8000万円(同プラス6.3%)、純利益7億7600万円(同プラス20.2%)となった。

機器事業では、周辺設備機器部門において「樹脂研磨式メダル自動補給システム」「多機能IC玉・メダル貸機」の拡販に注力したが、先行き不透明な状況からパチンコ店の設備投資スタンスは抑制的であり、販売状況は厳しいものとなった。一方、遊技機部門においては、昨年12月に市場投入した「パチスロひぐらしのなく頃に祭2」が市場において高評価を得るとともに想定販売台数を上回り、業績に大きく貢献。その結果、機器事業のセグメント業績は、売上高56億1600万円(前年同期比マイナス19.8%)、セグメント利益7億800万円(同マイナス33.6%)となった。

パチスロ ひぐらしのなく頃に祭2

このほかのセグメント別業績は、不動産事業が売上高5億8400万円(対前年同期比プラス5.5%)、セグメント利益3億1300万円(同プラス20.7%)。電気事業が売上高7億3500万円(同マイナス2.5%)、セグメント利益2億9000万円(同プラス17.8%)。コンテンツ事業が売上高7億4500万円(同プラス31.6%)、セグメント損失1000万円(前年同期は2300万円の利益)。食品事業が売上高17億7000万円、セグメント利益1億800万円。その他事業は売上高9100万円(対前年同期比マイナス47.9%)、セグメント損失1500万円(前年同期は1000万円の損失)。

また、新型コロナウイルスの拡大が当社に与える影響の不確実性が高く、合理的に算定することが困難であることから未定としていた2021年3月期の連結業績予想を公表。売上高124億円(前年同期比プラス3.4%)、営業利益12億8000万円(同マイナス18.3%)、経常利益14億3000万円(同マイナス6.4%)、純利益9億円(同マイナス1.5%)とした。

株式会社オーイズミ

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