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神奈川県遊協が総会、伊坂理事長「社会から必要とされる産業に」


神奈川県遊技場協同組合(神遊協)は23日、横浜市西区の横浜ベイホテル東急において第56回通常総会を開催。全10議案を上程し、原案通り承認した。

総会に先立って行われた表彰式では、退任役員の功労表彰・永年勤続表彰に続いて、業界イメージアップ功労者・団体・企業に対して感謝状を贈った。

伊坂重憲理事長は冒頭の挨拶で、「コロナ禍で仲間が廃業に追い込まれたが、依存・のめり込み対策、旧規則機撤去などの重要課題に果敢に取組んだことで、一時のようなパチンコバッシングは影を潜めた」と語った。また、地域に根差した数々の社会貢献を報告し、「パチンコ・パチスロが大衆娯楽として県民から親しまれ支持され続け、社会から必要とされる産業となるよう遊技業界の総力を挙げて様々な課題に取組んでいかなければならない」と呼びかけた。

総会には、神奈川県警察本部生活安全総務課から平野洋一課長代理、同暴力団対策課から宮崎哲也課長補佐、神奈川流通商福祉防犯協力会の山本聡会長が出席した。平野課長代理は、遊技業界を取り巻く情勢として「遊技機等の不正防止対策(広告宣伝規制違反、釘曲げ違反、賞品買取事犯等の不正が発生)への遵法営業の再確認」「旧規則機の完全撤去の再点検」「ギャンブル等依存症対策の新たな対策強化、改善を通した継続対応」の3点を要請し、「ぱちんこが真の娯楽として広く県民に評価されるよう健全化に向けた努力に期待している」と祈念した。


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