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【パチンコ経営企業分析】パチンコ全体の平均資産価値額は下落傾向、40万円以上のグループは見られず

今回は各店舗・グループにおけるパチンコの資産価値額に焦点をあてて見ていく。

7月末時点における中古取引額が高い機種は過去のコラムで記したように、

機種名 取引額
1 P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. 2,003,482
2 新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~ 1,243,595
3 P大海物語5 718,128
4 P009 RE:CYBORG ACCELERATOR EDITION 99ver. 593,333
5 PA大海物語5 Withアグネス・ラム 534,875

となる。

それでは店舗別に見てみよう。

7月度において資産価値額の高い店舗は下表の通りとなる。

店舗名 グループ名 住所 資産価値額 前月
PIA金沢八景店 マタハリーグループ 神奈川県横浜市金沢区 658,572 -
メガフェイス1120豊崎本館 フェイスグループ 沖縄県豊見城市 631,401 707,653
やすだ柏店 安田屋グループ 千葉県柏市 603,735 607,885
マルハンメガシティ柏 マルハングループ 千葉県柏市 585,887 -
ニューアサヒ長野青木島店 三公商事グループ 長野県長野市 567,817 621,143

※店舗資産価値額上位50位までの店舗はこちらに掲載中

このように『PIA金沢八景店』『マルハンメガシティ柏』といった7月にグランドオープンした店舗がランクインしており、上位店舗の顔ぶれが一気に変化していた。

次にグループ別に見ていくが、パチスロ専門店を除いて5店舗以上運営しているグループにおいて、資産価値額が高かったのは下表の通りとなる。

グループ名 資産価値額 前月
SB Good Industryグループ 396,000 402,198
喜久家グループ 381,408 390,326
麗都グループ 364,599 435,983
細山田商事グループ 337,720 343,533
日光商事グループ 323,031 342,534

※グルーープ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中

6月集計時点と比較すると、順位は多少変わっているものの全く同じ顔触れであった。

ただし、パチンコ全体の平均資産価値額が6月の16万3440円から15万7949円へ減少したこともあり、グループ全体の資産価値額が40万円以上のところは見られなかった。

4円パチンコだけで見た場合、平均額は22万4944円まで上昇するものの、それでも20円パチスロの平均額は37万2548円であるので約半分にとどまってしまう。パチンコ自体がもう少し活性化してほしいところ。

さて、今回7月にグランドオープンした店舗が上位にランクインしたが、8月末時点でどうなるだろうか注目したい。


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