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【パチンコ経営企業分析】スマパチを導入したパチスロ専門店が上位に ~2023年9月の資産価値(パチンコ編)

パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は各店舗におけるパチンコの資産価値額を見ていく。

ここで記したように9月末時点において中古取引額が高い機種は下記の通り。

機種名 発売時期 中心価格 前月 前月差分
P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. 2022年1月 1,110,208 1,547,571 ▲437,363
スマートぱちんこ ソードアート・オンライン 2023年9月 941,718 - -
P 新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~ SPECIAL EDITION 2023年9月 709,375 - -
Pリング 呪いの7日間3 2023年9月 607,142 - -
P大海物語5 2023年2月 601,157 640,858 ▲39,701

このように9月発売機種が3機種上位に入っていたため、顔ぶれが大きく変わった。

今まで常連だった「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」の取引額は45万4617円(前月差▲27万2879円)にまで減少しており、同機種の設置台数はパチンコで最も多いため資産価値額への影響も大きく、パチンコ全体の取引額も12万8687円から11万9529円に減少した。

その中で、店舗別に見ていくと上位店舗は下表の通りとなる。

店舗名 グループ名 住所 資産価値額 前月 前月順位
スマートプレゴ池袋 ジョイパックレジャーグループ 東京都豊島区 941,718 164,386 1261
パールショップともえ7G・E・T鹿嶋2 カクタグループ 茨城県鹿嶋市 941,718 - -
パールショップともえ7G・E・T葉山店 カクタグループ 千葉県富里市 941,718 - -
ナングン東温店 レジャーナングングループ 愛媛県東温市 617,024 134,303 1927
メガフェイス1120豊崎本館 フェイスグループ 沖縄県豊見城市 399,926 470,420 1
やすだ柏店 安田屋グループ 千葉県柏市 396,803 465,736 2
マルハン高城店 マルハングループ 大分県大分市 372,500 434,874 6
WEST END プレジャーグループ 神奈川県横浜市青葉区 365,359 93,573 11
マルハンメガシティ柏 マルハングループ 千葉県柏市 364,207 441,972 3
ZENT梅坪店 善都グループ 愛知県豊田市 361,808 417,285 10

※パチンコ資産価値額上位50位までの店舗はこちらに掲載

9月末時点の集計でスマパチの「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」の中古取引額が94万1718円で2位だったため、パチンコは小型のスマート遊技機専門店が上位に来た。

ちなみに9月末時点の設置台数は、

スマートプレゴ池袋:12台
パールショップともえ7G・E・T鹿嶋2:3台
パールショップともえ7G・E・T葉山店:3台
ナングン東温店:8台 である。

この中で「カクタグループ」の2店舗においては、パチスロ専門店で営業していたところにスマパチを3台導入し、10月6日時点で確認したところスマパチをさらに5台増やして、ともにパチンコは8台にて営業を行っていた。また『ナングン東温店』に関しては、9月末時点ではスマパチを8台設置していたが、10月6日時点では全てパチスロに変わっていた。

スマスロを中心にスマート遊技機の設置比率が伸びてきた結果、このように一部をスマパチ(スマスロ)に変更するという試みを行う店舗は今後も出てくるのだろう。

また、9月末の集計は「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」の取引額が高かった結果、このようなランキングになったが次回集計時にはどうなるのだろうか。


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