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【パチンコ経営企業分析】連休前にグランドオープンした店舗が上位に、店舗別資産価値額(パチンコ編)

4月26日にグランドオープンした『アミューズ浅草店』

今回は、先日パチスロにおける資産価値額上位店舗を見ていったので、今回はパチンコにおける資産価値額上位店舗を見ていく。

まず、パチンコ全体における直近半年間の資産価値額推移を見ていくと、

パチンコ資産価値額
2023/11 2023/12 2024/1 2024/2 2024/3 2024/4
資産価値額 151,689 191,375 204,526 174,109 173,954 160,182
前月差 +27,056 +39,686 +13,151 ▲18,574 ▲155 ▲13,772

このように2024年2月以降減少傾向が続いている。
その一因となるパチンコ機の中古取引状況について、直近の集計時点によるパチンコの中古取引状況を見ると、

パチンコ中古取引額上位5機種
機種名 取引額
e Re:ゼロから始める異世界生活 season2 1,475,344
P北斗の拳 暴凶星 713,584
P北斗の拳 強敵 LT 696,072
P 新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~ PREMIUM MODEL 608,014
P大海物語5 598,824

このように「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」のみが100万円以上の高額取引となっており、次位の「P北斗の拳 暴凶星」は「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の半額以下となっている。

それでは、このような状況を踏まえたうえで、直近週における資産価値額上位店舗を見ていくと下表の通りとなる。

パチンコ資産価値額上位店舗
店舗名 グループ名 住所 資産価値額
ヴィーナス 金田商店グループ 千葉県市原市 836,531
5カラット小野店 城陽グループ 兵庫県小野市 502,492
アミューズ浅草店 アミューズグループ 東京都台東区 566,514
パールショップともえ木更津店 カクタグループ 千葉県木更津市 493,198
やすだ大和店 安田屋グループ 神奈川県大和市 491,720
nikko1500広島店 日光商事グループ 広島県広島市西区 491,138
パールショップともえ大和店 カクタグループ 神奈川県大和市 489,771
モナコパレス大橋店 岩下兄弟グループ 宮崎県宮崎市 483,765
ビックつばめ郡山店 中原商事グループ 福島県郡山市 483,123
ZETTA KYO-ICHI +w confidence 松原興産グループ 京都府京都市南区 456,958

※4月末集計時点の店舗別資産価値額上位50位までのグループはこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はご連絡ください

このように、パチンコの資産価値額が最も高かったのは『ヴィーナス』だが、同店はパチスロ専門店の一部をスマパチコーナーにした店舗で、設置台数は4台と少ない。

それ以外の店舗を見ていくと、『アミューズ浅草店』、『nikko1500広島店』、『モナコパレス大橋店』、『ZETTA KYO-ICHI +w confidence』の4店舗のように連休前にグランドオープンした店舗も数多く含まれていた。

活性化する兆しが見えないパチンコだが、今後資産価値額はどのように変化していくのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]


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