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【パチンコ経営企業分析】スマパチを小台数のみ設置している店舗が上位に、10月度店舗別資産価値額ランキング(パチンコ編)

今回は各店舗におけるパチンコの資産価値額を見ていく。

前回は「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」の取引額が初月で約100万円だったため、スマート遊技機専門店の資産価値額が高かった。

そこで、まずは9月末と10月末における高額取引機種を下表にて見ていく。

2023年9月度高額取引額機種(パチンコ)
機種名 発売時期 中心価格 前月 前月差分
P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. 2022年1月 1,110,208 1,547,571 ▲437,363
スマートぱちんこ ソードアート・オンライン 2023年9月 941,718 - -
P 新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~ SPECIAL EDITION 2023年9月 709,375 - -
Pリング 呪いの7日間3 2023年9月 607,142 - -
P大海物語5 2023年2月 601,157 640,858 ▲39,701
2023年10月度高額取引額機種(パチンコ)
機種名 発売時期 中心価格 前月 前月差分
P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. 2022年1月 1,370,367 1,110,208 +260,159
P大海物語5 2023年2月 683,062 601,157 +81,905
P 新世紀エヴァンゲリオン ~未来への咆哮~ 2021年12月 554,365 454,617 +99,748
スマートぱちんこ ソードアート・オンライン 2023年9月 544,548 941,718 ▲391,170
PAスーパー海物語 IN 沖縄5 夜桜超旋風 99ver. 2023年1月 485,673 523,100 ▲37,427

このように常に1位を維持している「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」ならびに上位3機種は、9月末よりも取引額が増加していた。一方、「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」は大幅に減少したものの、発売からまだ2カ月が経過しただけなので、このあたりで取引額が落ち着いてほしいところ。

これを踏まえたうえで10月末時点の資産価値額上位店舗を見ていくが、こちらは下表の通りとなる。

店舗名 グループ名 住所 資産価値額 前月 前月順位
スマートプレゴ池袋 ジョイパックレジャーグループ 東京都豊島区 544,548 941,718 1
メガフェイス1120豊崎本館 フェイスグループ 沖縄県豊見城市 447,459 399,926 5
やすだ柏店 安田屋グループ 千葉県柏市 439,245 396,803 6
パールショップともえ木更津店 カクタグループ 千葉県木更津市 403,534 347,856 13
マルハンメガシティ柏 マルハングループ 千葉県柏市 403,107 364,207 9
マルハン高城店 マルハングループ 大分県大分市 394,417 372,500 7
シルバーバック麻生田店 SB Good Industryグループ 熊本県熊本市北区 389,599 349,572 12
パールショップともえ7G・E・T鹿嶋2 カクタグループ 茨城県鹿嶋市 386,926 941,718 1
パールショップともえ7G・E・T葉山店 カクタグループ 千葉県富里市 386,926 941,718 1
ZENT梅坪店 善都グループ 愛知県豊田市 383,905 361,808 10

※店舗別資産価値額上位50位までのグループはこちらに掲載中

このように、今回もスマート遊技機専門店でパチンコは「スマートぱちんこ ソードアート・オンライン」が首位であり、パチンコはスマパチを小台数のみ設置している「カクタグループ」の屋号が「7G・E・T」の2店舗もトップ10にランクインしていた。

また、それ以外でランクインした店舗を見ていくと、資産価値額は9月末時点よりも増加しておりパチスロとは異なる傾向が見られた。さて、この傾向は次回も続くのだろうか。


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