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良い遊技機は「面白い機械」ではなく「つまらなくはない機械」へと変わっている【寄稿コラム】

試打をした時点では良い感触だったが、いざ市場導入されると大ハズレ。逆に試打時点ではさっぱりだと思ったが何故かヒット機に。個人的には圧倒的に後者が多い。

機械評価をする際、「普通」とか「微妙」みたいな真ん中よりの表現を避けている影響もあるのだが、ヒット機予想の正答率を考えると「良い機械」を過信し過ぎていたのが間違いだったのではと思う今日このごろ。

良い機械は面白い機械ではなく、つまらなくはない機械。最低限の出玉、コンテンツ、演出量。あとは店のやる気次第だ。機械に圧倒的なストレスポイントさえなければ面白い要素は後付でなんとでも説明できる。

最低限のラインさえうまく引ければもう少し機械を見る目も変わるだろうか。新台に何を期待して打つか、という意識が変わってきていることも大きい。

業界側の見方だとついついゲーム性だとかシステムの面白さに期待して打ってしまうが、今のユーザー視点で考えるとそんなものより気持ちよく勝てる台かどうかが重要。新台は高設定が入るだろうから打っているだけ。

以前は「試打するなら低設定を打て」と教えたが今は逆。高設定すらつまらない機械をしっかり弾いて最低限のラインから整える。


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  1. 試打とか金のかかってない状態で何がわかるっていうんだよ
    今月の家賃を溶かすかもしれないの気持ちで打たなきゃ売れるかどうかなんかわかるわけねえよ
    客の立場で打ってないんだから無駄無駄

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