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日遊協、「パチスロプレイヤー調査2019」発表 ~参加人口は約150万人増加

日本遊技関連事業協会(日遊協)はこのほど、日電協、日工組回胴部会の協力で実施した「パチスロプレイヤー調査2019」の概要版を発表。それによると、2018年に大幅に減少したパチスロ参加人口は、「10代・20代」(約53万人増)、「30代」(約43万人増)の若年層を中心に大幅な増加が見られ、前年より約150万人多い809.4万人まで回復したことが分かった。

以前より「遊ぶ回数が増えた」理由については、「使える時間が増えた」「誘われるようになった」「お金がかからなくなった」などの上昇幅が大きかった。誘われるようになったのは、①6号機「Re:ゼロから始める異世界生活」などのヒット、②2019年末の主要旧基準5号機の撤去を惜しむいわゆる「打ち納め」といった遊技環境の変化もキッカケになったと分析している。

パチスロの再開条件に「あてはまる」ものとして、「勝ちやすくなったら」「タバコのにおい・煙が気にならなくなったら」「魅力のあるパチスロ台が打てるようになったら」が前年同様に上位となった。ただし、前年との比較では再開条件としてあてはまる割合は低下しており、再開に向けてのハードルは上がっていることが分かる。

6号機における継続遊技しない理由では、「勝てなかった(勝ちにくく感じた)」が51.9%で最も高く、「お金がかかった」(34.4%)、「一撃のボーナス(AT)獲得枚数が期待できない」(29.9%)、「有利区間が好きではない」(27.7%)と続いた。理解度の高い層ほど「勝てなかった」「有利区間が好きではない」が高いことから、報告書では「今後理解が深まった層の継続遊技に懸念がある」と指摘している。また、スペックに関して「有利区間の仕組みが好きではない」「高純増のAT機のスペックに、魅力を感じなかった」「ゲーム性の仕組みが単調でつまらない感じがした」が前年よりも上昇しており、6号機のスペック面での不満が出ていると言えるだろう。

報告書では今後の対策として「6号機の遊技動機としてコンテンツや一撃性、高純増ATが選ばれていた一方、理解が深まるにつれて勝ちにくさを感じることから、今後遊びたくないと考える遊技者が出てきている。この要因は主に一撃の出玉や有利区間の上限など、6号機からの新たな仕様が関係している。参加人口が一昨年レベルに回復したのは、6号機の第一印象の良さや旧基準5号機の打ち納めによるものと考えられることから、パチスロ参加人口を維持・拡大するためには、旧基準5号機が市場から完全になくなる前に、現状の6号機の出玉性能面における改善などの検討・対策が必要である」としている。

本調査は、日遊協広報調査委員会が毎年行っている「パチンコ・パチスロファンアンケート調査」の付属調査として行われ、エンタテインメントビジネス総合研究所とシーズが調査分析に協力。今回は、2020年1月15日~19日までインターネットで実施し、事前調査で集った全国18歳~79歳の男女のうち1万サンプルを人口構成比に合わせて抽出。現行プレイヤー層1513サンプル、休止者層453サンプルについて分析した。

日本遊技関連事業協会(日遊協)

イスラ
イスラ
パチスロ参加人口が増えた実感ないらぁ。
6号機になって0ゲーム止めが増えたよね。4号機・5号機のゲーム数管理の機械とかだったら0ゲーム止めの台が空いてたら飛びついてのに、、、時代は変わったねえ。
ジーマ
ジーマ

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