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【寄稿】パチンコ参加希望率を上げるため、メーカー・団体の広告力に期待

2020年のパチンコ参加人口は前年比マイナス180万人の710万人に

レジャー白書2021が発表された。2020年のパチンコ参加人口は710万人(前年比マイナス180万人)、市場規模は14.6兆円(同マイナス5.4兆円)、平均活動回数は29.5回(同マイナス2.2回)、1人あたりの年間平均費用は8万9500円(同マイナス1万3900円)、参加希望率は5.5%(同マイナス0.8%)。当然のように各指標とも大幅に悪化した。

平均活動が減ったことは、いわゆる常連層が減ったことを示す。特に高齢者の3分の1が遊びに来なくなった。コロナによる生活様式や心境の変化によるものだろう。むろんサラリーマン層も減っている。

これまで高齢層を大切にし、レートを下げ、稼働を維持してきたビジネスモデルが崩壊しつつある。とにもかくにも、まずは参加希望率を上げること。それにはパチンコが楽しいと思ってもらうことだ。ただしホール単体でパチンコをしたことがない層への訴求は困難である。そこはメーカーや団体の広告力に期待したいところ。現に「ガンダムUC」や「デビルマン」をはじめTVCMで若者層の誘引効果が出ていると思う。

日電協・回胴遊商はサイト上で「パチスロサミットONLINE」を展開している。これらの活動に大いに期待したい。

業界通Pの「聞一以知十」(日刊遊技情報2021年10月7日掲載)


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