SANKYOは4日、2023年3月期第1四半期連結決算を発表した。それによると売上高277億6300万円(前年同期比プラス154.0%)、営業利益94億5500万円(前年同期は7億6800万円の営業利益)、経常利益98億2700万円(同プラス724.4%)、四半期純利益79億3100万円(同期比プラス740.2%)。パチンコ機の販売台数増加により、前年同期比で大幅な増収増益を達成している。
パチンコ機関連事業においては、「フィーバーダンまち」(2万3000台販売)と、「蒼穹のファフナー3」(1万1900台販売)の新規2タイトルに加え、「機動戦士ガンダムユニコーン」の追加販売もあり、販売台数は6万2991台(前年同期比プラス182.5%)と大幅に増加。その結果、売上高264億3100万円(同プラス187.6%)、営業利益109億6300万円(同プラス453.4%)となった。
一方、パチスロ機関連事業における新規販売タイトルはなく、販売台数は1254台(前年同期比マイナス47.0%)に留まり、売上高6億2800万円(同マイナス39.0%)、営業損失2億8900万円(前年同期は3億3800万円の営業損失)となった。
第2四半期以降は、電子部品不足の影響抑制に努め、主力タイトルや今後シリーズ化を期待する新規IPを採用した機種を複数投入していくとしている。
2023年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、パチンコ21万台、パチスロ3万台の販売を計画し、売上高1100億円、営業利益290億円、経常利益295億円、当期純利益200億円を見込む。
©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち2製作委員会