「パチンコホール」の売上高、前年同月比で２７カ月連続プラスに　 ～経産省、９月特定サービス産業動態統計を発表

経済産業省大臣官房調査統計グループは１１月１５日、「特定サービス産業動態統計調査」の９月分確報値を公表した。

それによるとパチンコホールの売上高は、前年同月比プラス６．７％の２４１３億６８００万円。上旬に新規導入されたパチンコの話題機は苦戦したが、引き続き既存のパチスロ機が牽引し、前年同月比でプラスに。これにより前年同月比で２７カ月連続のプラスとなった。

店舗数は同マイナス１．８％、遊技機の設置台数は同マイナス０．２％と、それぞれ減少傾向が続いている。また、従業者数は正社員が同マイナス６．２％、その他従業者が同マイナス１．１％となっている。

「パチンコホール」以外の「趣味・娯楽関連」業種では、「ゴルフ場」「ゴルフ練習場」の売上高がそれぞれ３カ月ぶりに前年同月比でプラスとなったほか、「ボウリング場」の売上高が２カ月連続で前年同期比プラスに。一方で、「遊園地・テーマパーク」の売上高は２カ月連続でマイナス。一般入場者数は前年同月比でプラスとなったが団体入場者数が前年同月比マイナス１１．４％と落ち込んだ。