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香港市場上場のニラク、東京での記者会見で経緯などを説明

ニラク・ジー・シー・ホールディングスは16日、東京都千代田区大手町のフクラシア東京ステーションにおいて記者会見を開催し、8日より開始した香港証券取引所メインボードへの上場の経緯などを説明した。

記者会見で谷口久徳社長は、「経済や文化がグローバル化していくなか、ここまで定着した日本の娯楽文化を「進化」と捉えられる今が、上場する最高のタイミング。パチンコ産業に携わる私たちが世界のエンターテイメント産業に触れ、世界で通用する企業としてこれから何を成し遂げるべきかを判断するには日本のなかだけ見ていてはいけない。アジアの巨大なマーケットを実感するためにも、香港にこそまさしく地の利があると確信している」と、上場先として香港市場を選んだ理由を説明した。

さらに上場の目的として、「パチンコホール業界に対する社会的な評価は、ほかの業種と比較して低いということは業界に関係している方であれば誰もが実感していることだ。この上場が、業界で働くすべての人たちの社会的評価の向上に寄与することができればこれ以上の喜びはない」と、社会的なステータス向上も上場の目的であったと話した。

上場により調達される約53億円の90%を店舗数拡大と既存店舗のリニューアル、8%をサービスや社内管理のIT化などの設備投資、2%を運転資金に充当すると説明。上場後の配当性向には30%を見込む。香港でのホール企業による株式上場は、ダイナムジャパンホールディングスに次いで2社目。

[2015年4月20日・日刊遊技情報]

ニラク

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